
目次
FREETELが提供する格安SIMプランの特徴と注意点
SIMフリースマホを発売し、格安SIMも提供しているメーカーとして有名なFREETEL(フリーテル)
以前はプラスワン・マーケティング提供の「freetel mobile(フリーテルモバイル:通称フリモバ)」として有名でしたが、FREETEL(フリーテル)と名前も一審され、従量制のプラン「使っただけ安心プラン」を用意しており数多くの格安SIM会社のなかでも見逃せない存在となっています。
FREETEL (フリーテル)の提供する「使っただけ安心プラン」は6段階式の従量制となっており、月末に自動的に使ったデータ容量を計算。
あらかじめプランを選ぶ必要がないのでとても便利です。
一番使用量が少ない100MBの場合、月額299円(税別)で使用できる最安値クラスのMVNOで、高速通信利用したいがデータ容量をあまり使わなかった月は安く維持したい。というような人にはおすすめの格安SIMといえるでしょう。
また、2016年5月27日からは従量制プランの「使っただけ安心プラン」だけではなく「定額プラン」も発売を開始しており、データ容量を気にせず高速通信を利用したい人や、毎月の請求額が変わるのはちょっと・・というような人にもおすすめなプランも選べるMVNOです。
また、LINEなどのメッセンジャーアプリの通信料が0円になったり、かけ放題アプリである「FREETEL でんわ」を提供したりと格安SIMプランのバリエーションだけではなくサービスも充実しています。
そのほかにも、スマホ本体の機種代金を24回に分割払いにすることで初期費用が0円でスタートできる「プレミアムバリュープラン」などのサービスも魅力です。
公式サイト: FREETEL
FREETELの格安SIMプラン
FREETEL(フリーテル)の格安SIMプランは2通りあり従量制で6段階式に自動的に分かれる「使っただけ安心プラン」と、月額料金固定の「定額プラン」です。
■FREETEL(フリーテル)の「使っただけ安心プラン」
「使っただけ安心プラン」の一番魅力的な所は、最低料金がワンコインを切っているところでしょう。
データ使用量が100MB未満の月は299円(税別)でSIMカードをを維持できるという驚きの料金設定です。
また、最大で10GBまで利用でき、6段階式の従量制となっているため、使う容量が月によってまちまちな人には最適なプランでしょう。月末に自動的に使用したデータ容量を計算してくれるので、プランを選ぶ必要なやプラン変更の手間は一切かかりません。
■FREETEL(フリーテル)の定額プラン
FREETEL(フリーテル)が今年から提供を始めた「定額プラン」は、「使っただけ安心プラン」の1GB, 3GB, 5GB, 10GBまでの料金と同額の定額料金のプランだけではなく、「定額プラン」だけで選べる20GBプランも用意されています。
「使っただけ安心プラン」だと、月のデータ通信量によって支払う金額が毎月変わりますが、「定額プラン」なら毎月の料金は変わりませんので毎月の請求額を固定にしたい人にもおすすめのプランです。
また、20GBプランは「定額プラン」だけでの提供となっており(「使っただけ安心プラン」は最大10GBまで)、同様に20GBプランを提供している他社MVNO、DMM mobile(DMMモバイル)の格安SIMプランよりも安くなっていますので、大量のデータ通信をしたいが料金も抑えたいという人にはおすすめです。
ですが、DMM mobile(DMMモバイル)と異なる点は、データ容量を複数のSIMで分け合うことは出来ないため、家族間などで複数枚のSIMを使いたいという人には、DMM mobileの方が良いでしょう。
FREETEL SIM
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月額料金 データ専用
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月額料金 データ専用+SMS
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月額料金 音声通話付き
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高速通信容量
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通信速度
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使った分だけ安心プラン | 322円 | 474円 | 1,078円 | ~100MB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
538円 | 690円 | 1,294円 | ~1GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
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972円 | 1,123円 | 1,728円 | ~3GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
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1,641円 | 1,792円 | 2,397円 | ~5GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
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2,311円 | 2,462円 | 3,067円 | ~8GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
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2,667円 | 2,818円 | 3,423円 | ~10GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
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定額プラン(1GB) | 538円 | 690円 | 1,294円 | 1GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
定額プラン(3GB) | 972円 | 1,123円 | 1,728円 | 3GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
定額プラン(5GB) | 1,641円 | 1,792円 | 2,397円 | 5GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
定額プラン(10GB) | 2,667円 | 2,818円 | 3,423円 | 10GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
定額プラン(20GB) | 5,259円 | 5,410円 | 6,015円 | 20GB/月 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
公式サイト: FREETEL
FREETEL SIM利用のメリット
FREETEL(フリーテル)のおすすめポイントは、「使っただけ安心プラン」という他社MVNOが出していない斬新なプランでしょう。自動的に料金が計算されるので月によって通信量がまちまちだという人には、特におすすめできる格安SIMです。
その他にも、SIMフリースマホ本体の種類も充実しており、他社MVNOにある最低利用期間が無いなど、比較的新しいMVNOですが、先発のMVNOにも負けないサービスを提供しています。
また、最近では、かけ放題アプリである「FREETEL でんわ」の提供を始めたり、LINEなどのメッセンジャーアプリの通信料が0円になるなどサービスの幅が広がり、今後のサービスにもますます期待できるMVNOです。
■従量制の「使っただけ安心プラン」で使った分だけ自働的に計算してくれる楽ちんシステム
「使っただけ安心プラン」では月初は最低料金からスタートし、使用した通信量に応じて徐々に料金が上がっていきます。上限の10GBまで達すると以後は低速での通信になります。
■使わない月は299円(税別)で維持できる
データ専用プランの場合、最低料金299円(税別)で利用することが可能です。
※100MB未満のデータ通信量の場合
■SIMフリースマホ本体の種類も豊富
MIYABI、KIWAMI、KATANA01、KATANA02、Priori3 LTE、Priori3S LTE、MUSASHIなど魅力的でハイスペックから手ごろなスペックまで豊富な種類を取り揃え、過去の商品も含めると、priori2、Simple、XM、priori2 SP、nico、nicoSP、ARIA、priori2 LTEなど、多彩な種類のスマホ本体をラインナップしています。
■通話料もお得な「通話料いきなり半額」アプリ
契約している通信プランを変更せずに、今使っている電話番号のまま使うことができます。データ通信によるIP電話ではなく電話回線なので、 音質もそのままです。
■「節約モード」で高速通信のON/OFFの切り替えが可能
通信速度を抑えることで料金を節約できる「節約モード」を搭載しています。
最低利用期間の縛りがなく解約金も不要
利用期間の2年縛りがないのでいつでも解約可能です。
また、解約金もなく必要ありません。
■LINEなどのメッセンジャーアプリでのデータ通信料が0円
FREETEL(フリーテル)の提供する「使っただけ安心プラン」は使った通信量によって月額請求額が変わってくるので、普通はLINEなどのメッセンジャーアプリも使うほど通信料金も高くなっていきますが、FREETEL(フリーテル)では、LINEなどのメッセンジャーアプリで使った通信料は加算されません。
契約者全員に自動適用され、オプションの申し込みやオプション料金は一切不要なので、ありがたいサービスです。
特にLINEは若い世代や学生には必須といっていいアプリで、LINEのシェアは他のアプリを圧倒するほどですが、メッセンジャーアプリのデータ通信料が0円になるということは大幅な料金値下げと同じくらいインパクトがある話です。
■かけ放題もできる「FREETELでんわ」
「FREETELでんわ」では、2つのプランがあり、月額399円で最初の1分間の通話は無料になるプランと、月額840円で最初の5分間の通話が無料になるプランがあります。
楽天モバイルが始めた楽天でんわと似たサービスですが、FREETEL(フリーテル)では安いプランでも1分間かけ放題があるので、楽天モバイルよりリードしたサービスといえそうです。
1分以内の電話でも月に何回もかけると月末には1,000円以上は必要になる事がありますが、それが月額399円で済むのはとても魅力的です。
少し長く電話する人でも5分間かけ放題のプランにすれば月額840円で済んでしまいます。
例えば、現在NTTドコモでカケホーダイライトを使っている人などはFREETEL(フリーテル)に乗り換えた方が確実に安くなるでしょう。
また、FREETELでんわの場合は無料通話終了後の1分後、5分後の通話も安くなります。
FREETELでんわはかけ放題適用外での電話料金も安く10秒/30円です。
通常、携帯電話の通話料金は20秒/30円の通話料金がかかりますが、今では普通に20秒/30円のプランで電話をかけている人は少なくなっています。
もし、カケホーダイ系のサービスを利用せずに通話をしているのならFREETEL(フリーテル)はおすすめの格安SIMといえるでしょう。
■スマホ+通信料+無料通話の3つセットでおトクな「プレミアムバリュープラン」
FREETEL(フリーテル)ではFREETEL(フリーテル)のスマホ本体とFREETEL SIMをセットで購入すると、端末料金込みで、月々2,990円~(税抜き)の「プレミアムバリュープラン」もあり、端末の買い替えも含めた検討をしている方にもおすすめの格安SIMです。
公式サイト: FREETEL
FREETEL SIMの注意点
FREETEL(フリーテル)を利用する上での注意点を挙げてみましょう。
特にこれといって注意すべき点はありませんが、前述のように大容量のデータプランを契約し、家族間などでシェアして使いたい、というような方は注意が必要かもしれません。
その他には、解約金などはかかりませんが、MNPで他社へ転出しようとする場合、契約から数か月の間はMNP予約番号の発行手数料が高額となる点や、「使った分だけ安心プラン」の場合、容量を気にせず使ってしまうと使いすぎてしまう点などが挙げられそうです。
また、SIMカードの追加はできない点には注意が必要です。
公式サイト: FREETEL
FREETEL SIMの評価
FREETEL(フリーテル)の料金プランとその特長をここまで述べてきましたが、肝心の実効速度の評価・評判や、競合する格安SIMプランを出している他社MVNOとの比較を行ってみましょう。
■FREETEL(フリーテル)の実効速度の評価・評判
「L2」と呼ばれるレイヤー2接続方式をFREETEL(フリーテル)は独自に採用し、回線網もNTTドコモから直接借り入れ、ユーザーを詰め込まず最高の通信品質を保つと宣言しています。
爆速体感キャンペーンなども行っており、高品質の通信回線を売りにしています。また、その宣言通り実効速度の速さも高い評価を得ています。
■FREETEL(フリーテル)の特長と他社MVNOの格安SIMプランとの比較
FREETEL(フリーテル)の特長は、やはり他社にはない従量制の「使っただけ安心プラン」です。
また独特な点は「後払い式」という点です。
MVNOのほとんどが利用したいプランを決定してから申し込む必要があり、月にどのくらいのデータ容量を使うのかある程度把握していなくてはいけませんでした。
しかしFREETEL SIM(フリーテルシム)では、月末に自動的に利用額を計算した後に請求が来ますので、プランを選択する必要がない便利なプランとなっています。
同様なプラン体系を提供する格安SIMはb-mobileの「おかわりSIM」がありますが、比較してみると、毎月のデータ使用量にムラがある人は選択肢の広いFREETEL SIM(フリーテルシム)、2GBなどの少なめのデータ容量を小刻みに利用したいという人はb-mobileの「おかわりSIM」がよいでしょう。
使った分だけを後から支払う後払い式のFREETEL SIM(フリーテルシム)は魅力的な部分が多いのですが、使いすぎてしまう可能性もあるというデメリットも存在します。
しかしデータ通信速度を節約できる「節約モード」を効果的に利用すればその心配も軽減されるのではないでしょうか。
「節約モード」とは高速通信のON/OFF切り替えモードのことで、その月のデータ通信量を確認してこれ以上使いたくないという場合は低速モードに切り替えて、高速通信をOFFにすればいいのです。
節約モードのON/OFFはマイページで可能で、データ通信量もマイページで確認できます。しかし、手動での切り替えが必要なため、ON/OFFの切り替えを忘れないようにするのが肝心です。
また、「定額プラン」も含めた各容量ごとの金額を他社MVNOのプランと比べてみると、標準的な格安SIMの価格帯といった印象。
どの容量で支払うことになっても、他社MVNOに劣らない内容になっています。
また業界、最低価格を謳うDMM mobile(DMMモバイル)と比較しても、100MB, 1GB, 8GB, 20GBプランではDMM mobile同等価格もしくはより安くなっています。
また、FREETEL SIM(フリーテルシム)のサービスの一つに、iPhone用・iPad用のSIMというものがあります。
このSIMは標準の「使っただけ安心プラン」と何かが変わるわけではないのですが、App Storeからのダウンロードやアプリ検索にかかるデータ量は無料になるという特典が付いていますので、格安SIMでiPhoneやiPadを利用したいユーザーにはオススメのプランです。
FREETEL(フリーテル)はSIMフリースマホのメーカーとして、格安で魅力的なSIMフリーの機種を次々に発表しています。
スマホセットでの選択肢も広く、「通話料いきなり半額」アプリを使えば通話料も安くなるので、音声通話のできる格安SIMを探している方にもオススメできるMVNO。
音声通話プランでは最低利用期間が設けられていることが多いのですが、FREETEL(フリーテル)は音声通話プランでも最低利用期間を撤廃。
ですが、契約直後のMNP転出料が高額で、12か月待たないと他社MVNOと同等の手数料にならいという点には注意が必要です。
公式サイト: FREETEL
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公式サイト: FREETEL